Tuesday, December 26, 2006

経済制裁について思うこと

イランへの経済制裁が決まったらしい。ただいろんな抜け道があるようで、実際にはあまり効果がないようだ。しかしながら、アメリカ政府にとっては大きな成功だ。ジワジワと弱らせ、数年後には武力で叩ける条件を整えたいのだろう。ほんと、バカだな。何年か前に、「アメリカの権力は失墜する」ってパレスチナ出身のアッザム・タミーミー先生が言っていたけど、その予想は的中していたではないか。アメリカは終焉を迎えつつあるように思う。一体、イラクで失敗して何を学んだのだろう。

イランはイラクよりさらに強いよ。絶対に負けるに決まってる。発想の転換が必要だよ。

けれど、イランだってアフマディネジャドというファシストが大統領なわけで。ブッシュもファシストだと俺は思っているけど、この二人、発言のレベルが同じだ。方や、「悪の枢軸」なんて放言、相手も「ホロコーストは認めない」だもんな。やれやれ、だ。歴史をちっとは勉強しろよ。二人で勉強会でも開きなさい。教材として、ランズマンの『ショア』を見ろよ。妄想が飛び交うくだらん戦略会議より、その方がよっぽど重要な公務に俺は思える。テロリストはふたりを拉致して、勉強会を開かせるようビン・ラディンに箴言してやってくれ。

あー、またくだらん日記を書いてしまった。さっさと寝よう。
buonas noches!

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